エンジンは長時間使い続けると内部の摩擦や燃焼で高熱が発生し、放置しているとオーバーヒートにも繋がります。
そのため、エンジンの異常高温を防ぐために冷却水でエンジンを冷やしています。冷却は車のエンジンが正常に稼働し続けるために欠かせないものなんですね。
また、車は冷たい空気をエンジンに吸い込むほどパワーが出しやすく、少しでも排気量が大きいほうが有利だということはご存知でしょうか?エンジンに吸い込む空気の量は一定ですが、温度によってその密度が変化します。温度が上がれば膨張し、下がれば縮小するため、同じ排気量でもエンジンに吸い込まれる空気の温度(吸気温度)が低いほど、そこに含まれる酸素の量が増えるのでパワーが出しやすくなるんですね。
万が一、走行中にオーバーヒートを起こしたら、直ちに安全な場所に停車させましょう。
オーバーヒートとは、エンジンの発生熱量が冷却性能を上回ってしまった場合に起きるエンジントラブル。原因となるのは、冷却系やオイル類などの不具合。長い坂道での低いギア走行や、渋滞時のノロノロ運転が長時間続くと、オーバーヒートが起きやすい状況になります。
オーバーヒートが起きた場合には、周囲の安全を確認したうえで、他の車の走行に邪魔にならない場所に停車させましょう。そして、ボンネットを開けてエンジンルームの風通しをよくします。
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